重ね張りという工法の選択肢もあります。

外壁張替工事

外壁の張り替え工事とは、一般的にサイディングガルバリウム鋼板などを張り替える・張り付ける工事となります。
既存の外壁材そのものが劣化してしまい、塗装工事のみでは不十分な場合に施工されます。

外壁の張り替えには、重ね張りという工法の選択肢もあります。
重ね張りは、既存の外壁の上からサイディングボードを重ね張りする工法です。

廃材が出ない工期が短い等のメリットがあります。
外壁が2重になり、断熱性・遮音性が2倍になります!と説明している業者もあります。

サイディングメーカーのニチハでは、重ね張りについて、断熱性は塗り替えよりも約4割アップ、遮音性は塗り替えよりも約10dB静かに、耐震性は塗替えよりも約1.5倍アップ、耐火性は安心感が2倍と謳っています。

ただ、外壁の状況によっては、外壁の呼吸を損ない、住宅内部の湿気が外壁内部にこもり、断熱材や構造部材に吸収されてしまいます
もちろん、断熱材や構造部材にとって湿気は大敵であり、断熱材や構造部材の劣化に繋がってしまいます。

いずれの工法を選択するかは、信頼できる地元の塗装業者としっかりと相談の上で決定する事が望ましいものです。