外壁材や周辺環境に応じて適切な塗料を選択。

外壁塗装工事

外壁の塗装工事とは、単純に色を変更するということではなく、既存の外壁の塗装面(表面)の状況を的確に診断し、必要に応じた機能をもった樹脂層(塗料)をコーティングする工事となります。
住宅の性能(遮熱等)を向上させる目的や住宅のメンテナンスの目的をもって施工されます。

住宅の外壁塗装工事(塗り替え)の工程は、高圧洗浄機で外壁を洗い、必要であれば補修工事を行います。
次に、旧塗膜にプライマー(新旧の樹脂層を密着させる目的で、接着剤のようなもの)を塗り、その上に、トップコート(仕上げ用塗料)を2回塗り(中塗り・上塗り)するのが一般的です。

トップコートには、周辺の自然環境(太陽光や風雨、潮風等)に十分耐える性能が求められ、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの樹脂の種類の他に、遮熱光触媒といった性能による種類があります。

一般的に、外壁塗装工事を発注する上で、自身で選択しなければならない(選択することができる)事項は、「外壁の色」と「トップコート(仕上げ用塗料)」です。
あとは、外壁塗装業者の職人の持つ経験や専門知識がなければ、選択する事は難しいものです。

外壁の色」については、「トップコート(仕上げ用塗料)」によって選択肢が限られる場合もあります。
トップコート(仕上げ用塗料)」は、予算や周辺環境を考慮して決定する必要があります。

まずは、予算の決定や周辺環境を的確に把握する事からはじめましょう。
また、周辺環境の把握という点でも、依頼する業者は地域に根ざした「地元密着の塗装業者」が望ましいといえます。