水性塗料は、その名の通り塗料の主成分が水でできています。
水性なので塗料にありがちな臭いの強さが抑えられるため、内装用としても使用することができます。
保管にも特に注意点などがなく、価格もあまり高額ではないため内装、外装問わず多くの場面で使われています。
環境への影響も少ないうえ、施工がしやすいことで手間や人件費が抑えられるため、水性塗料を使った塗り替えは全体的に費用を抑えることができます。
水性塗料のデメリット部分としては、耐候性が油性塗料と比べて落ちることです。
最近の塗料は改良が進み性能が上がったことで以前と比べると格段に違いがあるわけではないのですが、それでも油性塗料と比べると耐久性は劣る傾向にあります。
また、水性塗料の特性として、塗料に含まれている水分が蒸発することで塗膜を形成するため、気温が低かったり(5℃以下)、湿度が高い日(85%以上)や雨天時には施工することができません。
そのため、水性塗料を使った塗り替えには冬や梅雨時期などを避けておこなう必要があります。
水性塗料のメリット・デメリット