ウレタン塗料は、塗料の主成分がウレタン系樹脂である塗料のことをいいます。
樹脂の種類が変形ポリエステルで、塗料を塗膜化させるための硬化剤が不要な1液型と、硬化剤を使い化学反応を起こさせて塗膜を作る2液型の2種類があります。
現在、一般的にウレタン塗料と呼ばれているのは、硬化剤を使う2液型のことを指します。
2液型は2つの液を混合して化学変化を起こし、それによって網目構造が形成され塗膜が作られます。
混ぜる硬化剤の比率によって作業性や塗膜の性能が変わり、硬化剤を多く混ぜるほど化学反応によって生成される網目構造が緻密になり、塗膜性能が上がります。
塗料の中ではやわらかい上に密着性が高く塗装がしやすいため、ほとんどの場所に塗装が可能で、細かい箇所でも作業がしやすいという利点があります。
昔からある塗装会社では、あまり高価ではない上に塗装場所を選ばないため、ウレタン塗料を好んで使用するところも多いです。
耐候年数は約8~10年ほどで、耐候年数、耐水性、耐薬性に特に優れており、価格と耐久性、機能性などのバランスが一番良い塗料といえます。
ウレタン塗料とは