ピュアアクリル塗料

ピュアアクリル塗料とは

ピュアアクリル塗料は、従来のアクリル塗料のデメリットでもあった耐久性の低さを克服した新しい塗料です。
塗料メーカーのアステックペイント社が独自に開発したもので、アクリル塗料に含まれる様々な不純物を取り除き、アクリル成分を限りなく100%に改良させました。
アクリルは元々水族館の水槽や航空機の窓に使用されるほど透明度も耐久性も高いのですが、一般的に使われているアクリル塗料は安価なアクリルにシリコンやフッ素などを混ぜて製造されているために、本当のアクリルの性能を引き出すことができませんでした。
そのため耐候年数も6~8年ほどとかなり短くなっていました。
ピュアアクリル塗料は、そんな今までの「安いけど耐久性が低い」というアクリル塗料ではなく、アクリル本来が持つ透明感の高さ、耐久性の高さを実現した塗料で、機能性の高いシリコン塗料やフッ素塗料と比べても遜色のない性能や耐候年数をもっています。

ピュアアクリル塗料のメリット

ピュアアクリル塗料のメリットは、非常に高額なフッ素樹脂塗料と同等ともいわれるほどの耐久性の高さです。
アステックペイント社によると、耐候年数15年以上相当に当たる4,000時間のキセノンランプ式耐候試験をクリアし、光沢や機能も劣化しないとしています。
耐水性も高いうえ、塗膜にひび割れが発生しても、ピュアアクリル塗料がひび割れに追従し雨水などが外壁内に侵入するのを防いでくれます。
また、本来塗料の塗り直しには下塗り、中塗り、上塗りと3回塗らないといけないのですが、ピュアアクリル塗料は1回塗りのみで仕上げることができるため、塗り直しにかかる費用を抑えることもできます。

ピュアアクリル塗料のデメリット

ピュアアクリル塗料のデメリットは、性能の高さに比例する価格の高さです。
しかし、耐候年数がかなり長いこと、塗り直しの必要がでたときに1回塗りで仕上げられるといった面から、長期的にみるとコストはあまり高くないともいえる塗料です。

ピュアアクリル塗料はこんな方にオススメ

機能性の高さを重視する

非常に耐久性や機能性が高いフッ素塗料と同等の機能、耐久性、耐候性があるピュアアクリル塗料は、多少価格は高くても性能が良いものを選びたいという方におすすめです。

価格は高くても長期的に見てお得な塗料がいい

ピュアアクリル塗料は最初の塗装に必要な費用は高額なものの、ひび割れや汚れなどにも強いうえ、通常の塗料であれば3回必要な重ね塗りも1回で済むという利点があります。
これらは結果として長期的に見るとコストを抑えることができるといえます。

大きい、または複雑な形状の建物を塗装したい

建物の塗装には塗料費用だけではく、職人が作業をするための足場代などの諸経費が欠かせません。
これらは建物が大きかったり形状が複雑であれば量が必要となり高額になりがちです。
そのため、なるべく性能や耐候性が高く塗り直し回数が抑えられるような塗料を使うのが基本です。
ピュアアクリルの耐候年数は塗料の中でもトップクラスです。

塗料にメーカー保証がついているものがいい

アステックペイント社では、自信を持って顧客に勧められる商品であるせいか、最低5年最長10年というメーカー保証がついています。
塗料にこれほどのメーカー保証がついているというのはかなり珍しいです。

ピュアアクリル塗料商品

  • IRグロス(アステックペイントジャパン)
  • EC-2000F-IR(アステックペイントジャパン)
  • EC-2000F(アステックペイントジャパン)
  • アーマフレックス(アステックペイントジャパン)